🌐 JA

Util Monster マガジン

日本の年金受給額の計算方法

日本の公的年金の見込み額は、加入月数、保険料の免除期間、報酬記録、受給開始時期によって異なります。単純な公式よりも、日本年金機構に記録されているご自身の履歴を先に確認するほうが正確です。

日本の年金受給額の計算方法

2026 年度の老齢基礎年金の基準

2026 年 4 月分から、1956 年 4 月 2 日以降生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額 70,608 円です。20 歳から 60 歳までの 40 年間の納付月数と免除期間を公式に反映して、実際の金額を計算します。受給資格期間は原則として 10 年以上で、免除期間は種類によって反映される割合が異なります。

厚生年金は報酬記録まで確認が必要です

会社員などが加入する厚生年金の報酬比例部分は、加入時期ごとの平均標準報酬と加入月数をもとに計算します。賞与や過去の加入期間、経過的加算なども結果に影響するため、一つの公式だけで最終的な受給額を確定するのは困難です。ねんきん定期便の記録と、ねんきんネットの見込み額を基準に確認しましょう。

繰上げ・繰下げ受給は生涯の受給額を変えます

老齢基礎年金は原則として 65 歳から受け取ります。一定の要件を満たせば、60 歳以降の繰上げ受給、または 66 歳から 75 歳までの繰下げ受給を選択できます。減額率と増額率は生年月日と請求時期に応じて適用され、選択後に取り消すのが難しい場合があります。税金や健康保険料、現在の収入もあわせて確認してください。

ねんきんネットで先に確認したい項目

加入期間に抜けている勤務先がないか、国民年金の未納や免除の記録が正しいか、標準報酬の記録が給与履歴と大きく異なっていないかを確認します。そのうえで受給開始年齢を変え、見込み額を比較しましょう。郵送されるねんきん定期便も、同じ記録を確認するための資料です。

追納と任意加入は対象になるかどうかから確認しましょう

保険料の免除期間に対する追納や、60 歳以降の任意加入は、加入期間を補う方法になる場合があります。誰でも同じ期間をさかのぼって支払えるわけではなく、申請できる期間と条件があります。iDeCoとNISAも公的年金そのものを増やす制度ではないため、目的と引き出しの制限を分けて比較しましょう。

まとめ

ねんきんネットで加入月数と見込み額を保存したうえで、65 歳から受給する案と繰下げ受給の案を比較しましょう。記録が空欄になっていたり、免除・追納の処理が理解できなかったりする場合は、日本年金機構の年金事務所に確認するのが次のステップです。