リーゲル式とは?レースタイム予測の仕組み
リーゲル式(Riegel formula)は、ランニング研究者ピート・リーゲル(Pete Riegel)が1977年に発表した持久系パフォーマンス予測モデルで、T2 = T1 × (D2 ÷ D1)^1.06という形で表されます。ここでT1はすでに走った距離D1のタイム、T2は予測したい別の距離D2の予想タイムです。指数1.06は、距離が伸びるにつれてペースが単純に線形に保たれるのではなく、疲労の蓄積によって徐々に遅くなるという経験的な観察を反映した値です。例えば10kmを50分で走ったランナーは、この式を使ってハーフマラソン(21.0975km)やフルマラソン(42.195km)の予想タイムを距離比のべき乗計算だけで素早く見積もることができます。