5バンド抵抗の基本概念と構造
5バンド抵抗は精密抵抗であり、4バンド抵抗よりも高い精度を実現します。5本のカラーバンドはそれぞれ1桁目・2桁目・3桁目・乗数(multiplier)・許容差(tolerance)を表しており、一般的に1%以下の許容差を持つため、精密な電子回路で使用されます。例えば茶-黒-黒-赤-茶の組み合わせは10,000Ω(10kΩ)±1%を意味します。5バンド抵抗は主に高精度な測定機器、オーディオ回路、精密センサー回路に用いられ、4バンド抵抗に比べて3倍細かい抵抗値を表現できます。カラーバンドは左側から読み、通常は許容差バンド(5本目)が他のバンドよりわずかに離れて配置されているため、向きを判別しやすくなっています。