質量を求める基本の考え方
質量とは物体を構成する物質そのものの量を表す物理量で、基本となる関係式は質量 = 密度 × 体積です。密度(ρ)は単位体積あたりの質量を、体積(V)は物体が占める空間の広さを示します。たとえば密度7.87 g/cm³の鉄で作った一辺10cmの立方体なら、質量は7.87 × 1000 = 7,870g、つまり7.87kgになります。同じ大きさをアルミニウム(2.70 g/cm³)で作れば2,700g、2.7kgほどとなり、鉄よりおよそ3分の1の軽さです。質量は場所や重力の強さに左右されず常に一定である点が、重量とは異なる重要な性質です。地球上で1kgの物体は月に持って行っても1kgのままですが、重量は重力に応じて変わります。単位はg(グラム)、kg(キログラム)、ton(トン)が一般的で、1kg = 1000g、1ton = 1000kgという関係になります。