容積率とは何か:計算式と建築基準法上の位置づけ
容積率とは、敷地面積に対する延床面積(建物の各階の床面積の合計)の割合をパーセントで表したものです。計算式は「容積率(%)= 延床面積 ÷ 敷地面積 × 100」というシンプルなものですが、これは建築基準法第52条によって用途地域ごとに上限(指定容積率)が定められている、都市計画上とても重要な数値です。例えば敷地面積100㎡の土地に、1階60㎡、2階60㎡の合計120㎡の建物を建てた場合、容積率は120÷100×100=120%になります。指定容積率は各自治体の都市計画で用途地域ごとに定められており、これを超える建物は建築確認を取得できません。容積率規制の目的は、人口密度の適正化、上下水道や道路といったインフラへの負荷の分散、日照・通風の確保、そして良好な住環境の維持にあります。