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📏 熱膨張計算機 (ΔL=αLΔT)

長さの変化(ΔL)・線膨張係数(α)・元の長さ(L)・温度変化(ΔT)のうち任意の3つの値を入力すると、ΔL=αLΔTを使って残りの1つの値をすぐに計算します。材質プリセットを選ぶとαが自動入力されます。

4つのうち3つだけ入力してください。残りの1つは自動的に計算されます。ΔLはmm、Lはmです。

計算結果
長さの変化 (ΔL)
線膨張係数 (α)
元の長さ (L)
温度変化 (ΔT)

材質別 線膨張係数(α) 早見表

材質α (×10⁻⁶/°C)
12
アルミニウム23
17
コンクリート12
ガラス8.5
PVC52
木材(繊維方向)5
真鍮19
ガラス(パイレックス)3.3

※ 以下は標準的な工学ハンドブックでよく使われる代表値(20°C付近の近似値、×10⁻⁶/°C)で、合金組成や温度範囲により変動します。

ガイド

詳しく見る

01

熱膨張とは?ΔL=αLΔTの公式

ほとんどの固体は温度が上がると長さが伸び、下がると縮みます。これを線熱膨張(linear thermal expansion)と呼び、次の式で表されます。

ΔL = α × L × ΔT

ΔLは長さの変化量、αは材質固有の線膨張係数(1°Cあたりの膨張比率)、Lは元の長さ、ΔTは温度変化量です。本計算機は4変数のうち3つを入力すると残り1つを自動的に求めます。
02

材質によって線膨張係数が異なる理由

線膨張係数は原子間の結合力と結晶構造によって異なります。PVC(52×10⁻⁶/°C)のように結合が弱いプラスチック類は熱膨張が大きく、ガラス・コンクリート(約8〜12×10⁻⁶/°C)のように硬い無機材料は熱膨張が小さくなります。この差のため、橋・線路・建物の継ぎ目には温度変化を吸収する伸縮継手(expansion joint)が設計に組み込まれます。
03

計算例

例えば長さ10mの鋼レール(α=12×10⁻⁶/°C)が夏に30°C上昇すると、ΔL = 12×10⁻⁶ × 10 × 30 = 0.0036m = 3.6mm伸びます。鉄道・橋梁の設計ではこの計算で継ぎ目の間隔を決定します。

よくある質問

なぜ3つの値しか入力できないのですか?
ΔL・α・L・ΔTはΔL=αLΔTという1つの式で結びついているため、3つがわかれば残り1つは数学的に一意に決まります。そのため正確に3つだけ入力を受け付けます。
材質プリセットを選ぶと何が起きますか?
選択した材質の標準的な線膨張係数(α、×10⁻⁶/°C)の値が入力欄に自動入力されます。別の値を使いたい場合は「直接入力」を選ぶか、自動入力された値を消してください。
単位がmmとmで異なりますが計算に問題ありませんか?
いいえ。計算機内部でαの×10⁻⁶倍率とL(m)→ΔL(mm)の単位換算を自動的に処理するため、表示されている単位のまま入力すれば問題ありません。