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グロスアップとは?
グロスアップとは、先に「手取り額(ネット)」を固定し、税金・控除を反映した「税引前金額(グロス)」を逆算する方法です。通常の給与計算は税引前金額から税金を引いて手取り額を求めますが、業務委託費やフリーランス報酬、海外赴任者給与、和解金などでは「相手が実際に受け取る金額」を固定したい場合が多くあります。この場合に使う計算式が税引前金額 = 手取り額 ÷ (1 − 税率)です。例えば手取り8,000円を希望し、税率が20%の場合、税引前金額 = 8,000 ÷ (1 − 0.2) = 8,000 ÷ 0.8 = 10,000円となり、源泉徴収額は2,000円です。単純に手取り額に税率(20%)を足す(8,000 × 1.2 = 9,600円)と、実際に課税された後の手取りが目標を下回るよくある間違いになるため、必ず割り算(÷ (1−税率))で計算する必要があります。
| 項目 | 計算式 | 例(手取り8,000円 / 税率20%) |
|---|---|---|
| 税引前金額 | 手取り額 ÷ (1 − 税率) | 8,000 ÷ 0.8 = 10,000 |
| 源泉徴収額 | 税引前金額 − 手取り額 | 10,000 − 8,000 = 2,000 |