🔩 ボルト締め付けトルク計算機
メートルボルトのサイズと強度区分(Property Class)を選択すると、標準参考トルク表から推奨締め付けトルクをNmとlb-ftで照会します。
全体参考表 (Nm)
| サイズ |
8.8 |
10.9 |
12.9 |
| M5 |
7 |
10 |
11.7 |
| M6 |
11.8 |
17 |
19.9 |
| M8 |
28.8 |
41.3 |
48.3 |
| M10 |
57.3 |
81.8 |
95.7 |
| M12 |
99.8 |
143 |
167 |
| M16 |
248 |
354 |
413 |
| M20 |
500 |
690 |
809 |
| M24 |
865 |
1195 |
1395 |
| M30 |
1719 |
2377 |
2774 |
出典: Engineering ToolBox「Torque Specifications for Metric Bolts」— 並目ねじ、軽く油を塗った状態、耐力(proof load)の約85%基準。M3・M4・M14・M18・M22・M27は原典に数値がないため、推測せず表から除外しています。
⚠️ 実際に必要なトルクは潤滑状態、メッキ・コーティング、ねじ山の状態、使用条件によって大きく変わります。安全に関わる締結部は必ずメーカーの仕様に従ってください。
01
なぜサイズ・区分ごとにトルクが異なるのですか?
締め付けトルクは、ボルトが降伏(永久変形)しない範囲で最大の締結力(クランプ力)を生み出すよう設計された値です。ボルト径が大きいほど、また強度区分(8.8 < 10.9 < 12.9)が高いほど、より大きなトルクに耐えられるため推奨値も大きくなります。
02
この表の前提条件
ここでの参考値は並目ねじ、軽く油を塗ったねじ山、耐力の約85%を前提としています(Engineering ToolBoxおよび同数値を引用する複数の締結工学資料に基づく)。乾式(オイルなし)や特殊メッキ・コーティング、細目ねじの場合は実際の推奨値が変わります。
03
M3、M4などの一部サイズがない理由
参照した標準トルク表はM5〜M30までの代表的なサイズのみを公開しており、M3・M4・M14・M18・M22・M27の公的な数値は含まれていません。公式の正確性を保つため、本計算機は根拠のない数値を推測して埋めることはせず、出典にあるサイズのみを提供します。該当サイズが必要な場合はボルト・機器メーカーの仕様書を確認してください。
よくある質問
強度区分8.8、10.9、12.9とは何を意味しますか?
ISO 898-1に基づくボルトの強度区分表示です。最初の数字(8、10、12)は最小引張強さ(100MPa単位、例:"8"=800MPa)を、小数点以下の数字は降伏比(降伏強さ/引張強さ、例:"8"=0.8)を表します。数字が大きいほど強いボルトです。
トルクレンチがない場合はどうすればよいですか?
精密な締結が必要な作業(エンジン、構造物、安全関連部品など)には必ずトルクレンチを使用してください。ない場合は仮組み用途にのみ手締めを使用し、実使用前に必ず規定トルクで締め直してください。
この表の値をそのまま信用して作業してよいですか?
この表は一般的な参考値であり、潤滑・メッキ・ねじ山の状態・使用環境によって実際に必要なトルクは変わります。自動車、航空、構造物など安全に関わる締結には、必ずメーカーが提供する正確なトルク仕様に従ってください。